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どん底だった頃の話をしようか|自分の特性に苦しんだ話

どん底だった頃の話をしようか

私は雑魚である。

恥をさらすようで気が引けるのだが、まあまあ「へぼい人材」だと思っている。

人一倍失敗してきたし、たくさん挫折し落ち込んできた。何度も何度も悔し涙を流し、ドロ水をすすってきた。

でも、そんな私だからこそ、うまくいっていない人に伝えられることがあると自負している。

今回の記事は「なにもかもうまくいっていない」、そんなどん底の人が立ち上がるきっかけになるよう、願いを込めて書き綴っている。

もしあなたが「たくさん失敗している」と感じているなら、ぜひ読み進めてほしい。

目次

もがきにもがいてきた20代・30代

そもそもどこから語ればいいのか。

それすらも迷ってしまうほど、私はたくさんの失敗と挫折を経験している。大げさに聞こえるかもしれないが、マジである。

参考までに、今まで私が失敗したことを挙げてみよう。 

  • 通販ビジネス:学生時代、Dreamweaverでホームページを作って健康食品を販売。売れたのは、たったの1個
  • 情報ビジネス:就職予定だったベンチャー企業が卒業とほぼ同時に倒産。卒業して間もなくプータローになる
  • ひとつの会社に長く勤められず職場を転々とする
  • ネットワークビジネス:4社取り組むも最高月収8万円でフェードアウト
  • 投資事業:投資詐欺に引っかかり、約2,300万円の損失を出してしまう
  • 営業:ゴリゴリの営業会社に入ったら半年も経たずにメンタルがやられて退職
  • Webライティング代行業:飽きて続けられず
  • サイト制作代行:受注をいただけるようになったが、飽きて撤退
  • オンラインサロン:結果4名しか入会していただけず、軌道に乗らず撤退
  • ブログ:何度も挫折
  • SNS運用:YouTubeなどで情報発信をしていたが挫折
  • せどり・転売:「自分には合わない」と思いすぐに挫折
  • トレード:延々とチャートを見続ける生活に耐えられなくなり挫折

ざっと思いつく限り書いてみたが、小さな失敗を入れたら、まだまだたくさんある。

周りの人たちの失敗経験を詳しく数えたことはないが、平均的な失敗数と比較して、人一倍失敗していると思っている。

何度もどん底を経験

自分の選択のせいで何度もどん底を味わってきた。

入社したベンチャー会社が大学卒業して間もなく倒産。給料も未払になり、金銭的に非常に苦しい思いをした。

ベンチャー会社倒産後、友人からネットワークビジネスの勧誘を受けて、真剣に取り組んでみることにした。しかし、成果を出すことはできなかった。私の周りから友だちが去っていった。

投資詐欺で2,300万円の損失を出したときは「人生終わった」と本気で思った。そのときの体験談は以下の記事でまとめている。

ゴリゴリの営業会社に勤めたときは、あまりに自分に合わなくてメンタルを病みそうになった。

上司から毎日のように詰められる、職場ではとにかくビクビクしながら過ごす、会社に行くのが恐ろしくて動悸が激しくなる、という状況に陥ってしまった。

結局、半年も経たずに退職した。改めて振り返ると、相当な豆腐メンタルだと思う。

自信はあるが、自己肯定感は低い

鬼のように失敗してきたが、成功体験がゼロということでもなかった。

  • 情報ビジネスの会社にいた時は、プロダクトローンチのステップメールの原稿執筆を担当。自分の書いた原稿から3,000万円〜6,000万円の売上が発生
  • 月間30万PVのアフィリエイトサイトのゴーストライターとして原稿執筆の依頼を継続的に受注
  • フリーランス時代、プロダクトローンチで使用するランディングページ・ステップメールの原稿執筆依頼を受ける。結果、売上約3,000万円・粗利2,100万円の成果を出し、成果報酬で200万円を受け取る
  • セミナーで数十万円のサービスが売れるようになる
  • 数十万円のサイト制作を受注できるようになる
  • 個人ブログで月間十数万PV以上のアクセスが集まるようになる
  • 前職、Webメディア運用のディレクターをしていた際には、3つのメディア立ち上げに関わり、どれも10万PVを超える成果を出す

さすがに、数を打てば当たるものも出てくる。

ただ、厄介な点がある。たまに成果が出たとしても、それを継続できない。理由はシンプルに「飽きてしまうから」である。

成果が出始めても、飽きて違うことに目移りしてしまう。興味があることを衝動的に始めてしまう。そうなると、またゼロからの積み上げが始まる。

成果を最大化させることができないし、ひとつの道でキャリアを積み上げていけない。

周りの友人は着実にキャリアを積み上げており、収入や地位も上がっている。自分との差を突きつけられてネガティブな感情を抱いてしまう。

成功体験があるから、行動する際の自信はもっている。しかし、成果を最大化できないため、周りとの差は広がっていると感じてしまい、いつまで経っても自己肯定感が上がらない。

「自信はあるが、自己肯定感は低い」

そんな奇妙な状況が続いてしまうのである。

人生が好転したきっかけ

失敗続きの人生ではあったが、今は割と安定している。まだまだ失敗も多いが、昔と比べてどん底まで落ちることはなくなった。

その理由を考えてみると、2つあると思う。

1つ目は……

↓  ↓  つづきはこちらに掲載  ↓  ↓

この記事を書いた人

彼女を追いかけて北海道から福岡に移住してきたアラフォー男。北海道では、情報ビジネスのセールスライティングや恋愛メディアのディレクションを経験。

福岡では、歴史のある地場企業に入社。SNSに投稿する動画制作や商品開発に関わっている。

ちょっとしたことで傷つき落ち込んでしまうHSPの特徴と、好奇心旺盛で刺激を求めるHSS型の特徴をあわせ持つ「HSS型HSP」。ブレーキとアクセルを同時に踏むような気質に振り回される毎日。

昔の失敗を思い出してネガティブな感情に陥ることもしばしば。フットワークが軽く大胆な行動をする反面、慎重で完璧主義者な一面もあるため、歩みが遅く途中で挫折することが多い。よく思考が飛び、ヌケモレも多い。

飽き性かつゴリゴリの社会不適合者のため、サラリーマンとして日々生きづらさを感じている。

MBTI診断はINFP(仲介者型)。ADHDの傾向あり。

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