多くのHSS型HSPは、サラリーマン生活に苦しんでいると思う。
HSS型HSPは、本人でさえも「意味が分からない」と感じるような矛盾っぷりを発揮することがある。
最初は過集中になるくらい情熱的に取り組んでいた仕事であっても、慣れてくると唐突に飽きる。
興味がなくなった途端、ほかに興味の湧くものを見つけたら、衝動的にそちらに移ってしまう。そのため、サラリーマンとしてキャリアを積み上げていくのが難しい。
1割程度の仕事は飽きずに続けられるが、その仕事ばかりを選び続けられるとは限らない。とくにサラリーマンであれば、会社や上司の都合に振り回されることは多々ある。
さらに、好奇心旺盛で刺激を求めるくせに、繊細で疲弊する。人と会って話すのは好きなのに、家に帰ってきたらグッタリしてしまうなんて日常茶飯事だ。
もう根本的にサラリーマンに向いていないと思う。
かといって、独立するとなると、それはそれで大変だ。軌道に乗るまでは金銭的なプレッシャーは相当なものだし、安定してきても、どうしても不安定さはつきまとう。
私もフリーランスの時代がそれなりに長いので、大変さは理解しているつもりだ。
繊細な一面をもっているHSS型HSPにとっては、常時プレッシャーが掛かる環境は好ましくない。過度なプレッシャーは、パフォーマンスにも大きな影響を与える。
「じゃあ、どうすればいいんだよ」という言葉が聞こえてきそうなので、私なりの考えをお伝えしていきたい。
私は、HSS型HSPは仕事を選ぶうえで、外してはいけない大原則があると考えている。
それは……
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