HSS型HSPは、自己理解が極めて重要だ。
自己理解がすべてを決めるといっても過言ではない。
そのように伝えると「あれ?前に環境が9割って言ってましたよね」というツッコミが聞こえてきそうだ(いや、そんな記事まで読んでいる人いないか??)
たしかにそのとおり。以前の記事でそのようにお伝えしている。

今回の話は、それと矛盾する内容ではない。正しい環境を選ぶためのベースになるのが自己理解だからだ。
私が言う自己理解をもう少し具体的にいうと、
- なにが好きか
- なにが嫌いか
- なにが得意か
- なにが苦手か
- どのような価値観をもっているか
- どのような環境だとパフォーマンスを発揮できるか
- どのような環境だとストレスが大きくなるか
などを把握していくことだ。
自己理解なくして、自身にとって最適な環境を選ぶことはできない。”環境の選択”に繋がる内容だと考えてほしい。
多くの人は、この自己理解を過小評価しているように思う。
なんとなく「◯◯が好き」「◯◯が得意」というふうに認識はしていても、「仕事に転用できる」という点を踏まえて、好きなことや得意なことを分析している人は少ないように思う。
前提として、私たちは資本主義社会で生きている。資本主義の中心にあるのは仕事、つまりお金だ。
どんな仕事をしてお金を稼いでいくか。この悩みは世界中に蔓延している。
仕事には、人生の大半の時間を投じる。せっかく膨大な時間を投じるのであれば「好きなこと」や「得意なこと」を仕事にしたいと思うのは、ごく自然な発想だと思う。
しかし「好き」や「得意」の解像度が低ければ、そもそも仕事に活かせないということになりかねない。
これからのキャリア形成で「好き」や「得意」を仕事にしたいと考えているなら、ぜひ、これからお伝えする内容を参考にしてほしい。
あなたの「好き」は仕事に転用できるか?
「好きを仕事にする」のであれば、その好きを仕事に転用できなければいけない。しかし「好き」を仕事に転用するのは、意外と難しい。
前提として「好き」を仕事にするためには、以下の条件が必要だ。
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