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HSS型HSPは自由を求めるがプレッシャーには弱い

HSS型HSPは自由を求めるがプレッシャーには弱い

HSS型HSPは、自由を渇望する欲求が強い。

私もHSS型HSPなので、人一倍束縛を嫌い、自由を求める。

ただ、自由には責任を伴う。

具体的には、お金が必要だ。

「自由になりたい」といって会社をやめたとしても、それから先の人生は続いていく。資本主義社会では、綺麗事抜きにお金が必要になる。

私も、自由を求めてフリーランスになったことがある。

フリーランスは自由だ。何時に起きるか、どんな仕事をするかもすべて自分で決められる。最高だ。

しかし、安定からはほど遠い。

会社員のように毎月決まった日に給料が振り込まれるわけではない。食い扶持は、自分でなんとかしなければいけない。

売上がよい月もあれば悪い月もある。

とくに立ち上げたばかりの頃は、売上の波が激しい。売上が低いと不安になる。いや、売上が高くても「来月どうしよう」という不安が襲ってくる。

HSS型HSPは、自由を求めるくせに不安やプレッシャーに弱い。ストレス耐性は決して高くない。

過度な金銭的ストレスがあると力を発揮できない

もちろん、ひと口にHSS型HSPといっても、ストレス耐性は人によってかなり差がある。

ただ残念ながら、私はストレス耐性が強くないほうだ。フリーランスの不安定さに耐えられなくなり、サラリーマンに戻ったという経緯がある。

私にもっと事業センスがあり、ビジネスを仕組み化できていれば話は変わっていたかもしれない。今だったらそう思えるが、当時の私にはそのような知恵はなかった。

HSS型HSPが自由を手に入れるためには「足場」が必要なのだと思う。

成功した経営者のなかには「借金を背負って自らにプレッシャーをかけたから成功できた」と語る人もいる。そして、それが正解であるかのように推奨することもある。

たしかに、そういうやり方も一部の人にはフィットすると思う。

しかし、多くの人にとっては劇薬だ。

強いプレッシャーをバネに頑張れる人もいれば、そのまま押し潰されてしまう人もいる。

私の肌感覚だが、強いプレッシャーを力に転換できる人は、少数派という印象だ。多くの場合はプレッシャーに押し潰されてしまうと思う。

とくにHSPのような繊細な気質を持っていると、金銭的なプレッシャーに耐えきれなくなる。足場が不安定だと、まともにチャレンジもできなくなるだろう。

そのことを痛感してから、私は会社員で足場を固めつつ、副業からビジネスを大きくする道を選んだ。

起業して自分の事業にすべてのリソースを投下したほうが事業が大きくなる確率は高いかもしれない。

しかし、そのやり方は私には合わないのだと思う。

私の場合は、大金持ちになりたいわけではなく、自由を手に入れたいだけだ。それなら、自分に合ったやり方で進めていくほうがよい。

HSS型HSPは足場があることで高くジャンプできる。

HSS型HSPは足場を固めてチャレンジしたほうがいい

まずは副業で本業の収入を超える。安定的に副業が回る仕組みができてから独立しても遅くはない。

今のご時世、パソコンとインターネット環境があれば、始められる副業はたくさんある。

趣味や好きなことを起点にビジネスを組み立てることもできるし、ある程度のところまでは自分ひとりでビジネスを大きくできる。

ひと昔前と比べたら、ずいぶん恵まれた時代を私たちは生きているのだと思う。

たしかにHSS型HSPは、プレッシャーに弱いタイプだと思う。

しかし、悲観することはない。

その代わりに、クリエイティブな仕事が得意だし、共感力だって高いと言われている。好奇心旺盛で変化にだって柔軟に対応していける。

長所に目を向けると、そんなに悪くもないと思う。

私は、HSS型HSPの気質を愛している。

自分の持ち味を最大限活かして、道を切り拓いていくとしよう。

ふくきた

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この記事を書いた人

彼女を追いかけて北海道から福岡に移住してきたアラフォー男。北海道では、情報ビジネスのセールスライティングや恋愛メディアのディレクションを経験。

福岡では、歴史のある地場企業に入社。SNSに投稿する動画制作や商品開発に関わっている。

ちょっとしたことで傷つき落ち込んでしまうHSPの特徴と、好奇心旺盛で刺激を求めるHSS型の特徴をあわせ持つ「HSS型HSP」。ブレーキとアクセルを同時に踏むような気質に振り回される毎日。

昔の失敗を思い出してネガティブな感情に陥ることもしばしば。フットワークが軽く大胆な行動をする反面、慎重で完璧主義者な一面もあるため、歩みが遅く途中で挫折することが多い。よく思考が飛び、ヌケモレも多い。

飽き性かつゴリゴリの社会不適合者のため、サラリーマンとして日々生きづらさを感じている。

MBTI診断はINFP(仲介者型)。ADHDの傾向あり。

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